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松陰神社に塾生絵馬登場!

右は松陰先生、左が来年の年男。って、誰?

いきなりですが、問題です!

 この写真は、24日に松陰神社境内に設置された特大絵馬ですが、絵の右側は松陰先生、左の人物は、来年の干支・卯年の松下村塾塾生です。さて、いったい誰でしょう??

正解は・・・
  品川弥二郎でした!


う~ん、わかりにくい!!(笑)
 でも大丈夫。ちゃんとすぐ下に説明看板ありますから。この看板見て、『あ、弥二なの…』と思ったわけですが、よく考えたら弥二の若い頃の写真って見たことなかった。明治になって大臣とかになって立派なヒゲをたくわえているのしか思い浮かばない。故に、若き日のこの絵が似てるのかどうかもわからない。なので、まぁいいじゃないか(笑)。

 この絵馬は縦2.55メートル、横3.64メートルの特大版。今年2010年が松陰先生の生誕180年の節目にあたることから昨年末に吉田松陰バージョンが作られたのだが、これが初詣の参拝客にえらく好評だったらしく、めでたくシリーズ化。今年2作目の制作となったわけである。

 品川弥二郎は天保14年(1843)癸卯生まれ。松陰先生にとても可愛がられた塾生であり、“小松陰”とも称された人物である。

明治21年、弥二郎が自宅内に保存のため移築した藩主の茶室「花月楼(かげつろう)」。現在は松陰神社に移築された。

『宮さん宮さんお馬の前にヒラヒラするのはなんじゃいな、トコトンヤレトンヤレナ』という歌をご存じの方なら、その作詞をした人、と言った方が親しみやすいかも知れない。
 この「 宮さん宮さん」の曲について別ページに書いているので、興味のあるかたはこちらもどうぞ。

ともあれ、これから毎年誰が絵馬になるのか(そしてどんな絵なのか・笑)、楽しみが一つ増えたなー。 

■松下村塾塾生の特大絵馬
所在地 : 萩市椿東1537 (萩市松本市) 松陰神社内
アクセス : 萩循環まぁーるバス 東回り“松陰先生”にて「松陰神社前」下車、徒歩1分
※天候等にもよりますが、例年、正月2日頃まで駐車場が混み合いますのでご注意を。

 

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