1月12日、萩観光大使でもある演歌歌手・松前ひろ子さんの新曲「萩みれん」が発売された。
萩のご当地ソングといえば、尾形大作の「吉田松陰」や山本譲二の「長州の男」「高杉晋作」、そして原たかしの「萩の母」などが思い当たる。が、よく考えたらどれも男歌(「萩の母」は母を思う松陰の歌なので一応男とする)だ。今回は待望の(?)女歌で、別れた男を忘れられない、切ない女の心情を歌っている。
男を思いながら萩の町をひとりさまよう女。どうやら彼女は萩で好きな人と別れたようです。渡し船に乗っていたようなので、彼は鶴江の人だったんですかね?(余計な推測ですね、すみません) 萩の町にはそこかしこに恋しい彼との思い出があふれていて、どこを歩いても思い出される・・・あぁ山陰、萩の町に似合う切ない情景(泣)。こんな思い出のある萩女の皆さんにはグッと来るかも知れません。
歌詞には鍵曲(かいまがり)や指月山、菊ヶ浜など、萩の名所がふんだんに織り込まれているので、萩男にとっての「吉田松陰」のように、萩女は「萩みれん」をカラオケの持ち歌として覚えておけば、観光交流の場や同郷の集まりに一役買うこと請け合い(多分)。さらにカラオケ映像では萩の観光ビデオばりに美しい名所風景を堪能できるので、観光PRにもなり、同郷の人にも懐かしんでもらえるでしょう。
そんな「萩みれん」の発売記念コンサートが29、30日と萩で行われるので、お近くの方はお誘い合わせの上ぜひご来場を。CDはアマゾンやHMVのオンラインショップでも買えますよ。
松前ひろ子「萩みれん」新曲発表記念コンサート
■平成23年1月29日(土) 13:30~ 萩市民館大ホール
/30日(日) 15:00~ 明木マルチメディアセンター
■前売券:2,500円(新曲CD1枚付)/当日券3,000円
■チケット取扱店/萩楽器店、アトラス萩店、サンリブ萩店、萩市役所、萩市民館、サンライフ萩