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新萩図書館”萩あいぶらり”開館 3/21(月・祝)

新萩図書館(愛称「萩あいぶらり」)が3月21日(月祝)に開館する。

今年1月9日をもって閉館した旧萩市立萩図書館は昭和49年(1974)開館。老朽化のために新築することになり、2009年秋から新図書館の建設工事が行われていた。新図書館は2階建てで児童館を併設、延べ床面積は約3800平方メートル。図書館部分の広さは旧図書館の約2倍になり、座席数は3倍の160席程度となるという。

そして重要な図書はというと、自由に読むことができる本が今までの約8万冊から14万冊へと格段に増える。郷土資料や明治維新史関連書籍などの貴重な図書もできるだけ調査・研究コーナーに並べてくれるらしい。萩には歴史好き・郷土史好きの諸先輩方が大変多いので大いに活用されるものと思う。
さらにDVDなどを見ることができる視聴覚コーナーやCD試聴コーナー、スクリーンなどを備えた映像ホールなどが加わったり、喫茶軽食コーナーが設置されたり、多様に使えそう。これなら今まで図書館にはあまり行かなかった人も利用してみたいと思うんじゃないかな。

 

特に私が注目しているのは新サービス「電子図書館」。インターネットで電子図書を借りることができるのだが、IDとパスで貸出手続きを行うとパソコンで閲覧することができるようになり、貸出期間の2週間を過ぎると自動返却され読めなくなるらしい。本も傷まないし、ついつい返し損ねることもないし、実際に図書館に足を運ぶことが難しい人にとっても自宅から24時間利用できるのは大変便利。同一図書を同時に3人まで借りることが出来るのも嬉しい。

電子図書でこんな貴重な資料も閲覧可能に!

さらに、このシステムを利用して貴重書籍の公開もされるそうだ。藩校明倫館の蔵書、明治初期の英額の教科書、そしてなんと!松下村塾で発行された本まで、貴重な資料が手に取るように見られるのだ!
ちなみに電子図書の正式導入は、公立図書館では全国3番目という萩にあるまじき最先端機能。すごい。

新萩図書館、今から楽しみだ。

 

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