カテゴリ「グルメ」に投稿された記事

萩のしろうおを食べよう! ~お店と料理

しろうお漁もたけなわの萩では、ここのところ毎日のようにテレビでしろうお情報を見かける。…が、いざ「さて、どこでどんなものが食べられるのか?」と考えたら、地元でも案外(?_?)って人も多いようだ。
そこで、しろうおの食べられるお店や料理方法などを個人的な経験からご紹介。といってもさほど詳しいわけでもないが、少しでも何かの参考になるか、はたまた「シロウオあるある」と思って読んでいただければこれ幸い。

 

 

 

★私はココで食べたことあります by 萩ナビ
●和食れすとらん中村/ 萩市土原渡り口394 0838-22-6619
コースで初めて食べた紫蘇の香の素揚げ(?名前知らん)はうまかったなぁ。ミニコースの他、おどりやかき揚げなどの単品料理もアリ。

●割烹 千代/ 萩市今古萩20-4 0838-22-1128
連れて行ったお客さんがコースで出たおどり食いで盛り上がり、畏まった雰囲気が一気に和みモードに。おどり食いはコミュニケーションツールと感じた一件。

●ホテル田中屋/ 萩市新川雁島橋たもと 0838-22-7538
しろうお漁をやっていてフルコースもできる宿としてローカル情報番組にも毎年登場。以前コースを用意してもらったことがあるが撮影のためおどり食いしか食べられなかったのが心残り。前菜や筏焼きも食べてみたかった…

●雁嶋別荘/萩市新川西区 0838-26-2882
コース終盤、おどり食いの後にシロウオを小鍋に投入して玉子とじ!生きたままを自ら鍋に入れちゃうのは初体験(当然活き魚の方が旨いらしい)。女子達も「イヤ~かわいそぅ~(♪)」とか言いながら…完食(汗)。

●しろ魚まつり会場
格安のしろうお雑炊(大鍋で雑いんだけど、これが旨い)と、なんと無料で食べられるおどり食いがオススメ。貴重なシロウオ大盤振る舞いです。

●我が家
子供の頃はシロウオ漁をしてる知り合いに毎年もらっていた。毎年初めはおどり食いで盛り上がるのだが何度も戴くうちだんだん飽きてそのうちみんな玉子とじに…。今思えばもったいない話。しかし家族団らんの懐かしい思い出。


※シーズン中は萩の旅館や和食処の多くで扱ってます。上記はあくまで個人の体験の紹介なので、お店での取り扱いの有無は行く前に確認してくださいな。

 

■萩ナビオススメのしろうお料理

しろうおの味については、噛むと甘みが出るとか、火を通すとダシが出る…とか言う人もいるが、魚自体が旨いのかというと正直よくわからない。個人的には食感や季節感を味わうためのものでしょ、と思っているが、確かに火を通した料理は魚臭さがなく上品な旨味があってなかなか美味。

●おどり食い
なんと言っても、生きたままをスイチ(ポン酢醤油)に入れて食べる「おどり食い」が断然オシ。味ははっきり言ってポン酢の味しかしない(言っちゃった…)が、それはそれ。他の食べ方はシロウオでなくてもできるが、おどり食いはシロウオならでは。なんかもう、ちょっとしたイベントなのだ。旨いとかなんとかは二の次。
一気に飲み込もうとして酢にむせたり、イキのいいヤツが口から飛び出したり、シロウオに口の中を噛まれたり、シロウオが暴れて目にポン酢が入ったり…そんなアレコレもおどり食いならでは。そして毎年それを繰り返すうち、この季節にはこれがないと何となく物足りなくなってくる、という不思議。あなたもぜひチャレンジしてみよう!

●玉子とじ
玉子で綴じるというとよく柳川鍋的なものを連想される(これはこれで旨そう)のだが、シロウオの玉子とじといえば、一般的には清まし汁の中に玉子でとじて入れること。シロウオは死ぬと白色になるので一見シラスが玉子にからまってるみたいになりビジュアル的インパクトはない。が、食べやすく、味も良く、冷凍保存したものでもできるので一番一般的。シロウオが死んでおどり食いできなくなると、たいがい玉子とじ。もともと淡泊なのに加え小さく味にさほど影響を及ぼしそうにないのだが、どうも入れると入れないとでは全然味が違うので、やっぱダシが出てるらしい。

その他、雑炊、茶碗蒸し、から揚げ(ふりかけの「ゆかり」を振るのがオススメ)などにしてもおいしい。
シロウオ漁の解禁も4月上旬まで。早く来ないと食べそびれるぞ!

カテゴリー: グルメ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。