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萩市内の雨とその被害についてのご報告

昨日から「山口県・島根県でこれまでに経験したことのないような大雨」というニュースが度々報じられ、「山口県萩市」の名前と浸水の映像が全国ニュースで流れているため、遠方の方々はもとより、県内の他地域からもご心配のお電話をいただいている。
そこで、今現在の状況を、身の回りの分かる範囲ではあるが、一応ご報告しておきたい。

山口県市町村合併サイトより

電話でもまず言っているのが『いわゆる”萩市内”は平常通り』ということ。ここでいう『いわゆる”萩市内”』とは、平成17年の大合併以前からの旧萩市内、皆さんご存じの萩城や城下町や松下村塾のある地域のことである。この萩の中心部もある程度は降ったものの普通の雨の範囲で、私の知る限り特に支障が出ているところはない

一方、今回ニュースなどで「萩市」としてさかんに浸水などの映像が流されているのは「須佐(すさ)」という島根県寄りの地域で、いわゆる萩市内から車で約1時間ほどのところ。昨日11時頃、須佐方面に行った人から「川の水が溢れそうなので萩へ帰る。須佐大橋から弥富方面はもう通れないだろう」という連絡があった。幸い12時頃には萩まで辿り着いたようだが、「段々畑から滝のように水が流れ落ちていた。ちょっと間違えば車も川に落ちそうだった。恐ろしかった」と言っていた。

須佐のほかにも、津和野(旅行雑誌などでも「萩・津和野」とセットにされることでお馴染みだが、こちらは山口県寄りの島根県)、阿東(こちらも合併後の「山口市」で、県庁や瑠璃光寺五重塔がある山口市とは離れている)なども甚大な被害に見舞われたもよう。このあたりは私も報道でしか情報を得られていない。

これらの地区の被害に伴い、萩から島根県側への道路は通行止めが出ている。そのほかにも山間部は土砂崩れなどが起こっているところもあるので、「山口県道路情報 道路見えるナビというサイトで確認されることをおすすめする。このサイトで注意していただきたいのは、地図上の通行止め等のマークがどこにポイントされているのか、地図をしっかり拡大して確認していただくこと。広範囲の地図では国道が通行止めになっているように見えても、よく拡大してみると脇道だったりすることがある。また、マークをクリックすると場所の詳細や状態の情報が出るので、地名が分かる方ならこちらで確認されるとよいだろう。

もちろん、状況は刻々変わるので、必要の際はその都度関係機関にご確認ください。

ご心配いただいている方々に感謝。
取り急ぎ、ご報告まで。

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