※<映像>/ナレーション/松村邦洋さん/長麻未さん/道迫真吾さん/高良健吾さん/井上真央さん
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花燃ゆの見どころのひとつが、吉田松陰を中心に父や母、叔父、兄弟たちが繰り広げる、杉家のホームドラマです。
<杉家のセットでの家族の撮影様子>
<松陰の砲術訓練を見物に行っている家族>
<松陰と文>
貧しくも明るく暮らす家族が、
松陰の常識にとらわれない行動によって、次々とトラブルに巻き込まれていきます。
どんなに迷惑をかけられても、松陰を見捨てない家族。
その中心にいるのが、妹・文なのです。
■見どころは幕末の”ホームドラマ”
―花燃ゆの大きな見どころっていうのが、
幕末のホームドラマっていうのがひとつ大事なところなんですけれども
文の兄・吉田松陰が志を持って行動するのに振り回されながらも
それを支えていく家族像を描いていきます。
井上さん、松陰の通称・寅次郎にちなんで、男はつらいよの寅さんになぞらえて松陰先生の話をされてましたよね。
なんか、ずっと最初の方は、
あたたかい家族がいて、でも寅兄さんが何かしでかして
寅兄が今度密航企てたとか、脱藩したとかで、
寅がたいへん、寅がたいへん、っていいながらも、来たら温かく迎える
っていう感じが、ほんと男はつらいよの寅さんと一緒で。
―帰ってこないですもんね、ほんとフーテンの寅さんですよね。
でも中心にいるのはやっぱり寅さんで、
私はほんとにさくらの気持ちでやってます(笑)
―そんな大家族を支えてムードメーカーとなったのが、実は杉家のお母さんの滝さんだったということで、萩博物館の道迫さん、そこのところを。
そうなんですよ、滝さんの存在が、杉家を非常に楽しく、
ユーモアにあふれる方だったと。
今はやりの癒やし系ですよ、滝さんはまさに。
つまり厳格なお父さん、おじさん、
杉百合之助と玉木文之進という関係におかれているというのが通常のイメージですが、
実はお母さんの、女性の側から非常にサポートがあって、温かく包みこまれていたと、
いうのが杉家の家族環境だった、ということなんですよね。
―滝を演じる檀ふみさんも撮影現場では癒やし系なんですか?
もう、スタッフみんなの癒やし系です。
ほんとぴっっったりの、よく寅兄が何か起こしても「せわぁない」っていう一言が
なんかとってもあったかくて、普段待ってる間とかもいろんな話をしたりだとか、
笑顔がほんと素敵な方でみんな癒やされてますね。
―写ってないところでもふみさんがいろいろと
わりとギャグ、というかが好きな方なので、よく言ってますね。
―どんなことを?
親父ギャグみたいな(笑)こと言ってますけど、それがかわいくて。
―高良さんどうですか?杉家の雰囲気っていうのは。
―お父さんがきっとしていてお母さんが癒やし系っていう
だから松陰先生がここまでのことできたのかなと思いますけどね。
お母さん・滝さんがこういう人だったりして。
待ってる人が強いというのもあると思いますけども。
だからやれることもあるんだと思います。